2007年度「五井平和賞」受賞者

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ビル・ドレイトン

社会起業家、アショカ財団創設者(米国)

授賞理由

「社会起業家の父」と呼ばれるビル・ドレイトン氏は、市民一人一人が変革者になることを理想に、アショカ財団の先駆的な活動を通して世界の社会起業家を支援し、持続可能なグローバル社会の構築に向けて、市民セクターの強化に大きく貢献してきました。その長年に亘る活動と功績が評価されました。

プロフィール

1943年米国生まれ。80年社会起業家を発掘・支援するアショカ財団を設立、代表兼CEOに就任。これまでに福祉、教育、環境など多分野において60カ国1800人を超える社会起業家を支援し、世界的なネットワークを構築。

ハーバード大学、オックスフォード大学、イエール大学で経済学、法学、経営学を学び、70年コンサルティング会社のマッキンゼーに入社。77-81年にはカーター政権下の環境保護庁(EPA)で京都議定書の基礎となる排出権取引の仕組みを立ち上げるなど、様々な変革に取り組んだ。現在、アショカ財団の3つの関連団体、Youth Venture, Community Greens, Get America Working!の代表も勤める。2005年US ニューズ&ワールドレポートでアメリカのベストリーダーの1人に選ばれる。