富士宣言イニシアティブ

「富士宣言」について

「富士宣言」は、豊かで調和した世界を協力して築いていこうという、個人と団体がつくりあげた国際的なネットワークです。2015年に五井平和財団会長西園寺昌美と理事長西園寺裕夫、そしてブダペストクラブ創始者のアーヴィン・ラズロ博士が共同発起人となり、元国家元首やノーベル賞受賞者を含む200名を超える発起賛同者と60の国際的なパートナー組織と共に立ち上げたイニシアティブです。

「神聖なる精神の復活とすべての生命が一つにつながる文明へ向けて」という趣旨のもと、人類一人一人の意識の変革と分野を超えた協働を呼びかける富士宣言の署名者は今や数万人におよび、その価値観に基づく生き方や行動を実践する人々の輪が世界各地、各分野に広がっています。

五井平和財団は、富士宣言の事務局として、学際的なシンポジウムや研究調査を企画推進し、富士宣言の理念に基づく社会のビジョンや変革の道筋の形成に取り組んでいます。

「富士宣言」より抜粋

一人一人の宣言

私たちは未来世代に対して、責任ある個として、

人間の本質である神聖なる精神と善なる心を復活させ、自らの上に顕現すること

地球上に真の平和を築くという人類共通の使命を、自らの生き方と行動を通して果たしてゆくこと

生きとし生けるものは多様でありながら一つにつながっていることを認識し、すべての生命を尊重し、いきいきと活かすこと

人間の精神の限りない創造性を発揮し、経済、科学、医療、政治、教育、宗教、芸術、メディア等あらゆる分野に必要な変容をもたらすために尽力すること

調和した精神文明を実現するために、一人一人が内在する素晴らしさを顕現し、人類の進化に向けた大きな一歩を共に踏み出すことを、

ここに宣言するものである。

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賛同者からのメッセージ

「ソウル・オブ・ウィメン」について

「富士宣言」イニシアティブの新たな展開として、女性性の叡智に光をあて、バランスのとれた社会を創造することを目的に、「ソウル・オブ・ウィメン」グローバル・ネットワークが2016年5月に発足しました。各地での自主活動の実施を呼びかけたキャンペーンには、世界109カ国、1007都市にて2万人近い賛同者が参加しました。

今の世界に最も必要とされていることは、全ての人の中にある愛、思いやり、母性、協力、直観、共感、一体感、平和の創造といった、長い間、抑圧されてきた女性的な価値観・原理を復活させることです。私たち一人一人の中で、そして社会の中で、女性性のエネルギーと男性性のエネルギーのバランスを回復させることによって、人類に内在する神聖なる意識が開花し、富士宣言が目指す新しい時代に向かうことができると考えます。

「ソウル・オブ・ウィメン」は、このようなビジョンのもと、ウェビナーやイベントなどのプログラムを提供し、参加者がつながり互いにサポートし合えるグローバルなプラットフォームづくりを目指しています。

「富士宣言」および「ソウル・オブ・ウィメン」の詳細は「富士宣言」のウェブサイトをご覧ください。