持続可能な開発のための教育(ESD)

ESD(持続可能な開発のための教育=Education for Sustainable Development)とは、持続可能な社会を構築する担い手を育む教育です。環境、貧困、人権、平和といった、現代社会の様々な課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出し、あらゆる人々にとって、より良い未来をつくることを目指す学習や活動です。世界共通の目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」達成のためにも、重要な役割を果たしています。

五井平和財団は、「国連ESD の10 年」(2005-2014)の開始当初から、様々なESDに関する事業を展開しています。そのうち「地球っ子広場」は、2010年にユネスコより「国連ESDの10年」の公式活動に認定されました。

2014年にはユネスコと日本政府の共催による「ESDに関するユネスコ世界会議」が、愛知県・名古屋市で開催され、五井平和財団は、その一環として岡山市で行われた「ユネスコESDユース・コンファレンス」を共催しました。

また、当財団は、「ESD に関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)」(2015-2019)を推進するため、ユネスコが、国連機関、各国政府、NGOなど、世界各地から約90の組織を招集して立ち上げたパートナー・ネットワークにも参画し、ユースの分野の主要パートナーとして、若者のエンパワメントと動員に協力してきました。

国内では、日本/ユネスコパートナーシップ事業を文部科学省より受託し、2014年から毎年「ESD日本ユース・コンファレンス」を開催し、日本全国でESDに取り組む若者たちが学び合い、連携し、教育の新たな潮流を生み出していくためのプラットフォームづくりを支援してきました。

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