国連との協力
五井平和財団は、国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格を有するNGOです。また、ユネスコ(国連教育科学文化機関)との公式関係を有する財団として認定されています。国連の関係機関やその他の国際組織と協力し、平和構築を目的とした様々な共同事業を展開しています。
これまでの主な共同事業
ESD に関するユネスコ世界会議「ユース・コンファレンス」
2014年11月に日本で開催された「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」の一環として「ユネスコESD ユース・コンファレンス」をユネスコ・文部科学省等と共催しました。
ユネスコ・ユースフォーラム
ユネスコの主要パートナーとして、ユネスコ本部で開催された第7回ユネスコ・ユースフォーラム(2011年)および第8回ユネスコ・ユースフォーラム(2013年)に参加し、カルチャーイベントなどのプログラム企画制作に協力しました。ユネスコ・ユースフォーラムは、隔年に開催されるユネスコ総会の一部に位置づけられており、世界の若者が様々な課題に関して活発に議論し、解決策を探る機会です。
第7回ユネスコ・ユースフォーラムの報告
第8回ユネスコ・ユースフォーラムの報告
国連特別行事
2013年2月14日、国連総会議長の主催により、ニューヨーク国連本部の総会議場にて、「United for a Culture of Peace Through Interfaith Harmony(宗教間の調和を通じた平和の文化のための結束)」という行事が開催され、五井平和財団は、姉妹団体である May Peace Prevail On Earth International (旧名称:ワールド・ピース・プレヤー・ソサエティ)と共に本行事を後援し、プログラムの企画・遂行に協力しました。
国連「国際平和デー」教育プログラム
国連が定めた「国際平和デー」(9月21日)を記念して、青少年に国連の活動や平和について学んでもらう目的で、国連広報センターとの共催で、「国際平和デー・教育プログラム」を実施しました。2003年~2005年の3年間で、延べ235校、98,000名におよぶ児童生徒が参加しました。
また、当財団が主催する地球っ子広場では、毎年「国際平和デー」にちなんだ活動に取り組んでいます。
「国際エコツーリズム年」記念シンポジウム
2002年7月、国連が定めた「国際エコツーリズム年」を記念し、国連広報センターとの共催で、「地球を体験し、地球を守る新しい旅」と題したシンポジウムを国連大学ウ・タント国際会議場にて開催。また、UNギャラリーにて、国内外におけるエコツーリズム活動のパネル展示を行いました。
「平和の文化」創造のための2000年祭
2000年9月、東京の日本武道館において、ユネスコが指定する「平和の文化国際年」記念行事として、「平和の文化」創造のための2000年祭を開催しました。87カ国の駐日大使をはじめ、文化、芸術、科学、教育、経済界、官界、政界など各界のオピニオンリーダーを含む国内外からの出席者約1万人が、高円宮同妃両殿下ご臨席のもと、世界各国の平和を祈るフラッグセレモニーなどを行いました。
その他、平和の式典の共催など、協力関係のある国際機関
- 国連広報局(UN DPI)
- 国連ナイロビ事務局(UNON)
- 国際原子力機関(IAEA)
- 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
- 国連大学(UNU)
- 国連労働機関(ILO)
- 世界保健機構(WHO)
- 世界銀行
- 国際通貨基金(IMF)
- 世界貿易機関(WTO)
- アセアン(東南アジア諸国連合)
- 南アジア地域協力機構(SAARC)
- 太平洋諸島フォーラム(PIF)
- 米州機構(OAS)
- アンデス共同体(CAN)
- 独立国家共同体(CIS)
- フランコフォニー(仏語圏)国際機関(OIF)
- 欧州安全保障協力機構(OSCE)
- アラブ連盟(LAS)
- イスラム諸国会議機構(OIC)
- 石油輸出国機構(OPEC)
- アフリカ連合(AU)