
自分にできることって何だろう?
自分の役割ってあるのかな?
世界をより良くしようと国内外で活動しているフロントランナーたちも、こうした疑問を自分に投げかけ、答えを探すことから始まりました。
中高生キャリア支援プログラム「私のコンパス」は、持続可能な世界のために、国内外で課題に取り組む様々な分野のフロントランナーたちから、その活動や今に至るライフストーリーなどを直接聞き、今後、ますます複雑化する社会に生きる若者たちにとって必要となる多様な価値観・考え方・選択などを学び、自らの将来、世界の未来を考えるきっかけを提供するものです。
次回は、来年3月を予定しています。
日時
2023年8月9日(水) 14:30~16:00
対象
中学生・高校生およびその年齢に該当する方
学校関係者でオブザーブ参加をご希望の方は、こちらからお申込みください。
スピーカー
坂東元(旭山動物園園長/認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン理事)

北海道旭川市生まれ。1986年酪農学園大学酪農学部獣医学修士課程卒業。同年5月より獣医として旭川市旭山動物園勤務。飼育展示係長、副園長を経て2009年より現職。97年の「こども牧場」から「ぺんぎん館」「あざらし館」「ちんぱんじー館」「レッサーパンダ舎」「エゾシカの森」「きりん舎」「かば館」など全ての施設のデザインを担当、数々のアイデアを出し具体化してきた。また手書きの情報発信やもぐもぐタイムなどのソフト面でも係の中心となり、具体化、システム化を図ってきた。現在は、「えぞひぐま館」の建設を終え、環境保全活動の充実を目指している。ボルネオ島での活動も本格化しており、マレーシア国サバ州での野生生物レスキューセンターの建設に着手し、第一期工事を終え、二期工事の準備中。
著書『動物と向きあって生きる』『夢の動物園』(共に角川学芸出版)、『旭山動物園へようこそ!』(二見書房)、『ヒトと生き物 ひとつながりのいのち』(道友社)など。
テーマ
共に生きること
北海道では、北海道の自然を象徴するエゾシカやヒグマなど身近な野生動物と、私たち人間との関係が悪い方向に進んでいます。私たちの暮らしを支える農作物の被害や安全な暮らしが脅かされ、駆除せざるを得ない個体数が増えています。皆さんの地域ではどうでしょうか? ニホンザルやイノシシ、ツキノワグマ・・・。
一方で大量の食料品を輸入に頼っている私たちの暮らしは、海外の多くの生き物たちの将来にも大きな影響を与えています。
旭山動物園が行っている、動物の本来の姿を伝える行動展示などの取り組みを通して、まずは「知ること」をテーマにお話をしたい思います。
プログラム
- イントロダクション
- 坂東元さんのコンパストーク
- 質問タイム
参加方法
オンライン(Zoom)
参加費
無料
参加特典
参加された方には後日、参加証を発行いたします。
「私のコンパス」過去参加者からの声
申込締切
8月6日(日) 定員100名(先着順)※申込受付は終了しました。
締切日以降の空き状況は、メールまたは電話でお問い合わせください。
ご参加に当たって
- プログラム中はカメラオン・ミュートでの参加をお願いします。
- 記録および、開催レポートをwebサイト等に掲載するため動画及び静止画の撮影を行います。お写真の掲載が難しい方は、広報用写真を撮影する場面で、アナウンスがありますので、その際にカメラオフにしてください。
- Zoom(オンライン会議システム)を利用します。チャット等の機能を利用しますので、可能な方はパソコンからの参加を推奨します。(タブレットやスマートフォンからの参加も可能です)
- 途中参加・途中退出はできません。
- 録音・録画はご遠慮ください。アーカイブはございません。
問合せ先
公益財団法人 五井平和財団 「私のコンパス」係
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第1ビル
compass@goipeace.or.jp TEL 03-3265-2071