平和に関する世界の若者の意識調査―2022年度調査結果【問11】

平和な人間関係を重視し、「他人への思いやり」や「話し合いでの問題解決」など実践

問11:平和のためにやっていること、またはやってみたいことはありますか。(当てはまるものをすべて選んでください)

2021年度と同様に、世界全体では、「他人に対して思いやりを持つ」74.8%(前年度比1.3%減)、「人との争いを避け、話し合いで解決する」70.1%(同0.1%減)、「人に迷惑をかけず、人の役に立つことを心がける」64.9%(同2.4%減)が上位を占めた。これらは、世界の若者たちが大切にする普遍的な価値観と言える。(グラフ11-1の通り)

日本では、「みんなと仲良くし、いじめをなくす」48.9%(同2.1%減)が3位に。「環境保護に協力する」44.4%(同5.5%増)、「平和運動に参加する」28.1%(同7.2%増)、「選挙の投票に行くなど、政治に関心を持つ」44.8%(同5.9%増)も、高い伸び率を見せるなど、行動を伴う項目で変化が見られた。(グラフ11-2の通り)

また、上位項目の中で、東欧・中央アジアでは「他人に対して思いやりを持つ」と「人との争いを避け、話し合いで解決する」がそれぞれ同率の66.9%(同5.2%減)、66.9%(同5.4%減)、中東では「人に迷惑をかけず、人の役に立つことを心がける」67.3%(同0.4%減)、アフリカでは「人との争いを避け、話し合いで解決する」75.1%(同7.4%増)を最も重視していた。(グラフ11-6-1、グラフ11-6-2、グラフ11-7-1、グラフ11-7-2、グラフ11-8-1、グラフ11-8-2の通り)

Q11-世界
グラフ11-1)世界(2021年度と2022年度の比較)各項目を選んだ者の割合

Q11-日本
グラフ11-2)日本(2021年度と2022年度の比較)各項目を選んだ者の割合
アジア・大洋州-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ11-3-1)アジア・大洋州(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q11-2022_アジア

グラフ11-3-2)アジア・大洋州(2022年度)各項目を選んだ者の割合

北米・西欧-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ11-4-1)北米・西欧(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q11-2022_北米

グラフ11-4-2)北米・西欧(2022年度)各項目を選んだ者の割合

中南米-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ11-5-1)中南米(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q11-2022_南米

グラフ11-5-2)中南米(2022年度)各項目を選んだ者の割合

東欧・中央アジア-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ11-6-1)東欧・中央アジア(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q11-2022_東欧

グラフ11-6-2)東欧・中央アジア(2022年度)各項目を選んだ者の割合

中東-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ11-7-1)中東(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q11-2022_中東

グラフ11-7-2)中東(2022年度)各項目を選んだ者の割合

アフリカ-平平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ11-8-1)アフリカ(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q11-2022_アフリカ

グラフ11-8-2)アフリカ(2022年度)各項目を選んだ者の割合