平和に関する世界の若者の意識調査―2022年度調査結果【問4】

いまの世界の平和の度合は40~60点と評価

問4:いまの世界は平和だと思いますか。平和の度合いに点数を付けるとすれば、何点だと思いますか。

回答者が付けた10点単位の点数のうち、0~30点を低(悲観的)、40~60点を中、70~100点を高(楽観的)と大別した。

世界全体で、57.9%(2021年度比1.3%減)が40~60点の平均的な評価。悲観的評価と楽観的評価は、それぞれ25.2%(同0.5%増)、16.9%(同0.8%増)という結果になった。(グラフ4-1-1ならびにグラフ4-1-2の通り)

日本でも、57.1%(同0.7%減)が平均的な評価を行った一方で、悲観的評価と楽観的評価が、それぞれ24.5%(同5.2%増)、18.5%(同4.5%減)となり、後述の東欧・中央アジアと同様に、平和の度合を悲観視する傾向が強まった。(グラフ4-2-1ならびにグラフ4-2-2の通り)

地域別に見ると、東欧・中央アジアでは悲観的な評価が19.6%(2021年度比5.0%増)となった一方、楽観的な評価が24.1%(同2.9%減)と地域別では最も高かった。(グラフ4-6-1ならびにグラフ4-6-2の通り)

北米・西欧、中南米、中東では、悲観的な評価がそれぞれ31.5%(2021年度比3.8%)、31.0%(同4.6%増)、28.8%(同1.7%減)であった。(グラフ4-4-1、グラフ4-4-2、グラフ4-5-1、グラフ4-5-2、グラフ4-7-1、グラフ4-7-2の通り)

Q4-2021_世界

グラフ4-1-1)世界(2021年度)

Q4-2022_世界

グラフ4-1-2)世界(2022年度)

Q4-2021_日本

グラフ4-2-1)日本(2021年度)

Q4-2022_日本

グラフ4-2-2)日本(2022年度)

アジア・大洋州-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ4-3-1)アジア・大洋州(2021年度)

Q4-2022_アジア

グラフ4-3-2)アジア・大洋州(2022年度)

北米・西欧-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ4-4-1)北米・西欧(2021年度)

Q4-2022_北米

グラフ4-4-2)北米・西欧(2022年度)

中南米-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ4-5-1)中南米(2021年度)

Q4-2022_南米

グラフ4-5-2)中南米(2022年度)

ssOグラフ4-6)東欧・中央アジア-平和についての意識調査-五井平和財団

4-6-1)東欧・中央アジア(2021年度)

Q4-2022_東欧

グラフ4-6-2)東欧・中央アジア(2022年度)

中東-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ4-7-1)中東(2021年度)

Q4-2022_中東

グラフ4-7-2)中東(2022年度)

アフリカ-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ4-8-1)アフリカ(2021年度)

Q4-2022_アフリカ

グラフ4-8-2)アフリカ(2022年度)