8割強の若者が日常的に平和について周りの人と話す
問10:平和について周りの人と話すことはありますか。
平和について周りの人と話すことが「よくある」37.5%(2021年度比4.8%増)、「時々ある」45.2%(同1.6%減)と答えた者の合計が世界全体で82.7%(同3.2%増)、「ほとんど/全くないが、話してみたいと思う」10.9%(同1.8%増)も含めると93.6%(同5.0%増)となり、作文コンテスト参加者は平和について話す機会が多く、平和への関心度が高いことを示している。(グラフ10-1の通り)
日本では、「よくある」15.6%(2021年度比5.6%増)、「時々ある」49.6%(同0.6%減)の合計が65.2%(同5.0%増)となり、「ほとんどないが、話してみたいと思う」21.1%(同12.7%増)も含めると86.3%(同17.7%増)と大幅な増加が見られた。(グラフ10-2の通り)
地域別では、アフリカが「よくある」、「時々ある」を合わせて最も多く91.3%(同1.0%増)、中でも「よくある」が54.2%(同3.3%増)と他地域と比べて突出しており、平和が若者たちの日常的な話題であることが浮き彫りになった。(グラフ10-8-1ならびにグラフ10-8-2の通り)
また、問8で自分の国は諸外国と比べて平和な方だと「思わない」と回答した国々の若者は、「よくある」「時々ある」の割合が平均して高く、88.8%であったのに対し、「思う」と答えた国の平均は72.1%であった。(グラフ10-9ならびにグラフ10-10の通り)

グラフ10-1)世界

グラフ10-2)日本

グラフ10-3-1)アジア・大洋州(2021年度)

グラフ10-3-2)アジア・大洋州(2022年度)

グラフ10-4-1)北米・西欧(2021年度)

グラフ10-4-2)北米・西欧(2022年度)

グラフ10-5-1)中南米(2021年度)

グラフ10-5-2)中南米(2022年度)

グラフ10-6-1)東欧・中央アジア(2021年度)

グラフ10-6-2)東欧・中央アジア(2022年度)

グラフ10-7-1)中東(2021年度)

グラフ10-7-2)中東(2022年度)

グラフ10-8-1)アフリカ(2021年度)

グラフ10-8-2)アフリカ(2022年度)


グラフ10-10)問8の国別「思う」上位10カ国の平和について話すことが「よくある」「時々ある」と回答した割合(2022年度)