2021年度と同様に、約半数は生きている間の完全な世界平和実現に否定的な一方で、1/4は平和になると信じている
問5:あなたはあなたが生きている間に、世界が完全に平和になると思いますか。
世界全体では、自分が生きている間に、世界が完全に平和になると「思う」と答えた者が25.7%(2021年度比2.0%増)であったのに対し、「思わない」と答えた者が49.7%(同2.4%減)であった。(グラフ5-1-1ならびにグラフ5-1-2の通り)
日本では「思う」が11.9%(2021年度比2.3%増)、「思わない」が68.1%(同4.7%減)と、世界に比べて悲観的な回答が目立った。(グラフ5-2-1ならびにグラフ5-2-2の通り)
その中にあって、地域別では、東欧・中央アジア、中東、アフリカでは、それぞれ32.9%(同7.3%増)、35.3%(同1.4%減)、35.4%(同3.3%減)の若者が、世界が完全に平和になると「思う」と回答。同地域の若者たちが、紛争や不安定な政情などの現実に晒されながらも、依然として平和への希望を失っていないことの現れであると考えられる。(グラフ5-6-1、グラフ5-6-2、グラフ5-7-1、グラフ5-7-2、グラフ5-8-1、グラフ5-8-2の通り)

グラフ5-1-1)世界(2021年度)

グラフ5-1-2)世界(2022年度)

グラフ5-2-1)日本(2021年度)

グラフ5-2-2)日本(2022年度)

グラフ5-3-1)アジア・大洋州(2021年度)

5-4)グラフ5-3-2)アジア・大洋州(2022年度)

グラフ5-4-1)北米・西欧(2021年度)

グラフ5-4-2)北米・西欧(2022年度)

グラフ5-5-1)中南米(2021年度)

グラフ5-5-2)中南米(2022年度)

グラフ5-6-1)東欧・中央アジア(2021年度)

グラフ5-6-2)東欧・中央アジア(2022年度)

グラフ5-7-1)中東(2021年度)

グラフ5-7-2)中東(2022年度)

グラフ5-8-1)アフリカ(2021年度)

グラフ5-8-2)アフリカ(2022年度)