平和に関する世界の若者の意識調査―2022年度調査結果【問6】

2021年度と同様に、「科学技術の進歩による生活の質の向上」「教育の質の向上」「医療や福祉の促進」を実感

問6:世界の状況で、良くなったと思う点は何ですか。(3つまで選択可)

世界の現状で、良くなったと思う点として、世界全体で、1位「科学技術の進歩による生活の質の向上」50.2%(2021年度比3.2%増)、「教育の質の向上」49.9%(同4.6%増)、「医療や福祉の促進」43.9%(同4.9%増)を実感しており、上位3項目は2021年度と変わらなかった。一方、「戦争や紛争が減った」と実感した者の割合は24.0%(同13.1%減)となったが、中でも東欧・中央アジア22.2%(同17.8%減)と日本17.4%(同27.4%減)の反応が顕著であった。(グラフ6-1、グラフ6-2、グラフ6-6-1、グラフ6-6-2の通り)

日本では、トップが「医療や福祉の促進」57.0%(同12.6%増)、「科学技術の進歩による生活の質の向上」43.0%(同16.2%増)と「国際交流・国際協力の促進」43.0%(同5.3%増)が同率2位に、4位は「教育の質の向上」35.2%(同4.5%減)。前述の通り、2021年度トップの「戦争や紛争が減った」は5位に大幅後退した。(グラフ6-2の通り)

地域別で一番多かった回答は、アジア・大洋州、中南米、アフリカが「科学技術の進歩により生活の質が向上した」でそれぞれ50.8%(同4.3%増)、48.5%(同1.1%増)、55.8%(同5.7%増)、北米・西欧が「医療や福祉が促進された」53.7%(同18.4%増)、東欧・中央アジアと中東が「教育の機会が増えた/教育の質が高まった」でそれぞれ54.2%(同7.3%増)、46.8%(同5.6%減)であった。(グラフ6-3-1、グラフ6-3-2、グラフ6-4-1、グラフ6-4-2、グラフ6-5-1、グラフ6-5-2、グラフ6-6-1、グラフ6-6-2、グラフ6-7-1、グラフ6-7-2、グラフ6-8-1、グラフ6-8-2の通り)

Q6-世界
グラフ6-1)世界(2021年度と2022年度の比較)各項目を選んだ者の割合

Q6-日本
グラフ6-2)日本(2021年度と2022年度の比較)各項目を選んだ者の割合
アジア・大洋州-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ6-3-1)アジア・大洋州(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q6-2022_アジア

グラフ6-3-2)アジア・大洋州(2022年度)各項目を選んだ者の割合

北米・西欧-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ6-4-1)北米・西欧(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q6-2022_北米

グラフ6-4-2)北米・西欧(2022年度)各項目を選んだ者の割合

中南米-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ6-5-1)中南米(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q6-2022_南米

グラフ6-5-2)中南米(2022年度)各項目を選んだ者の割合

東欧・中央アジア-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ6-6-1)東欧・中央アジア(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q6-2022_東欧

グラフ6-6-2)東欧・中央アジア(2022年度)各項目を選んだ者の割合

中東-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ6-7-1)中東(2021年度)各項目を選んだ者の割合)

Q6-2022_中東

グラフ6-7-2)中東(2022年度)各項目を選んだ者の割合

アフリカ-平和についての意識調査-五井平和財団

グラフ6-8-1)アフリカ(2021年度)各項目を選んだ者の割合

Q6-2022_アフリカ

グラフ6-8-2)アフリカ(2022年度)各項目を選んだ者の割合