ミハイル・ゴルバチョフ

旧ソ連大統領（ロシア）

授賞理由

ミハイル・ゴルバチョフ氏は、「我々はこれ以上同じ生き方はできない」という言葉からペレストロイカを始め、同じ精神から全人類が利益を享受しうるグローバリゼーションを願い、環境に関する世界的意識の形成に尽力してきました。そのビジョンと活動は、持続可能で調和した地球の未来に関心を持つ多くの人々の指標となり、平和の文化の普及に多大なる貢献をしました。その功績を称えるものです。

プロフィール

ロシア生まれ。旧ソ連大統領。「ペレストロイカ（再建、改革）」を旗印に根本的な内政改革を断行する一方、「新思考外交」を打ち出し、米ソ冷戦を終結させるなど世界平和に大きく寄与した。1991年ソ連邦の解体と共に大統領を辞任。ノーベル平和賞をはじめ受賞多数。ゴルバチョフ財団総裁、グリーンクロス・インターナショナル会長として環境や現代社会の諸問題に取り組み、世界各地で活動を展開している。