
2025年度で5年目を迎えた首都圏の中学校・高等学校と実施している探究学習プロジェクト「GOALs~学校協働SDGsチャレンジ~」。
今年度は5校の生徒23名が9カ月に亘り活動し、11月には「中高生による中高生のための『福島、その先の環境へ。ツアー』」(共催:環境省 環境再生・資源循環局)を企画・実施しました。
3月に初顔合わせをした生徒たちは、5月に福島県浜通り地域でのフィールドワークを実施。多様な活動に触れ、「福島の今」を多面的に学びました。6月から8月にかけて福島のスタディーツアーの目的や行程を検討し、8月末には共催の環境省を訪問して企画内容をプレゼンテーション。その後は、ツアー参加者へ充実した時間を提供できるよう、現地の見学先について自分の言葉で紹介する準備を重ねました。

ツアーは同5校20名の参加者を迎え、11月2~3日に実施。1日目は「福島の過去~現在」をテーマに東日本大震災・原子力災害伝承館や帰還困難区域などを見学。GOALsメンバーが説明や対話を通じて、ツアー参加者の気づきを促しました。2日目は「福島の現在~未来」をテーマにいわき市を訪れ、「四倉ねぶた」の制作に関わる地元中学生との交流や、5月に訪問した際に種を蒔いた有機栽培の綿花の収穫など、福島の未来づくりを担う取り組みへの理解を深めました。
ツアーの参加生徒からは、GOALsメンバーへの姿勢やリーダーシップに刺激を受けたという声が寄せられ、また、メンバー自身は「部活以上に充実。100%以上やり切れた。最高の仲間と会えた」、「自分のやりたいことができた。将来は復興に関わりたい」など、9カ月間の活動を振り返りました。近年では、GOALsでの学びを卒業後に生かして活躍する生徒の近況を聞くようになりました。今後も中高生にチャレンジと成長の機会を提供していきます。