都内小学生がジャマイカの外交官とクイズやダンスで楽しく交流

2021年3月17日(水)、東京都品川区立豊葉の杜学園の小学5年生約90人を対象にした、ジャマイカ大使館一等書記官のシェルドン S.ボー氏による特別授業の実施をサポートしました。

世界の文化を外国人との交流から学ぶことなどを目的とした「オリンピック・パラリンピック教育」を推進している同校。ボー氏から児童へのジャマイカに関するクイズや、児童からボー氏への質問など、授業は双方向で活発に行われました。

事前学習をして授業に臨んだ児童たちは、ジャマイカの歴史や国旗の意味、日本の学校との違い、子どもに大人気のアイスクリーム店や絶景観光スポット、また、秋田県と面積がほぼ同じであることなど、遠い国を身近に感じられる内容が盛り込まれたボー氏の話を熱心に聞き、時折、出題されるクイズにも積極的に手を挙げていました。

さらに、ジャマイカが生んだ陸上界の英雄、ウサイン・ボルト選手のポーズコンテストやジャマイカ音楽に合わせたダンス教室なども即興で行われ、児童たちは、サービス精神旺盛なボー氏から楽しく学ぶ機会が提供されました。

ボー氏は、児童から「大切にしている信念」について聞かれると、外交官の夢を叶えた自身の経験と重ね、「夢は大きさに関係なく、努力すれば叶います。皆も夢を大切にしてください」と彼らへのエールで返答しました。

最後は、ボー氏からの「今日は新しいことを学べましたか」の問いかけに、「日本との共通点を知れて、世界はつながっているんだと思いました」など、児童たちは笑顔で答えていました。