東ティモール大使が千葉県の中高生と交流

2021年10月14日(木)、千葉県柏市の麗澤中学・高等学校で東ティモールのイリディオ・シメネス・ダ・コスタ大使による講演会と交流会を企画・実施しました。

高校1年生約200名を対象に「平和とコーヒー外交」と題した講演会では、コーヒー豆生産に代表される農業や貿易、日本との関係などに加え、2002年の独立以降も経済状況は厳しく、学校の施設や備品が不足していることなどが語られました。
同世代の窮状を聞いた生徒からは「今の自分の環境に感謝し、東ティモールのために何かできないか改めて考えたい」などの感想が聞かれました。

また、交流会は、同国産のフェアトレードコーヒーをオンライン販売し、現地の農家の支援活動を行っている中高の有志生徒で構成されたSDGs研究会「EARTH(アース)」のメンバー約40人と行われました。

大使は、生徒たちの純粋な思いに触れ、彼らがドリップしたコーヒーを口にしながら、とても感激した面持ちでした。