フィンランドの女性外交官が静岡市の女子生徒にSDGs授業

2021年11月1日(月)、静岡市の女子校、静岡雙葉中学校・高等学校の中学3年生から高校2年生の約70人と、フィンランド大使館のニーナ・ヴァイサネン一等書記官(経済・通商担当)との交流授業を企画・実施しました。

ヴァイサネン氏は、同国の15~28歳の若者に与えられるSDGs(持続可能な開発目標)推進の役割や政策決定に関われる「青年国会」など、若者を対象とする様々な取り組みのほかSDGs達成度の世界ランキングで、毎年上位にランクインする要因として、北欧型の手厚い福祉モデル、個人の成長を重んじる質の高い教育、平等な機会を挙げて説明しました。

「日本のSDGs推進において足りないところは?」との生徒からの質問に、「型にはまらない考え方で新しいことにチャレンジしたり、若者や多様な人々の声を聞くことではないか」と答え、最後に、どうすれば社会に役立てるかを模索する生徒たちへ、「一人一人の行動が世界を変えます。それを忘れないで」と、エールを送りました。