
2023年度に続き2年目となる千代田区立富士見小学校と、モロッコの首都ラバトにあるアブデルモーメン小学校の交流を中心とした国際理解学習プログラムが、昨年、約7カ月間に亘って実施されました。日本からは4年生3クラス98人、モロッコからは1年生から5年生までの約30人が参加しました。
本プログラムは、昨年7月、富士見小に駐日モロッコ大使館のズバイダ・クレイマ文化参事官を招き、モロッコについて学ぶ特別授業からスタートしました。
時差を超えたオンライン交流を実施
10月には、オンライン会議システムのZoomを活用して8時間の時差を超えた交流に初チャレンジ。日本の子どもたちは帰宅後の各家庭から、モロッコの子どもたちは登校後に集まって参加しました。子どもたちは、それぞれの学校や文化・風習に関するクイズを出し合い、お互いに「顔の見える」交流を大いに楽しみました。
10月から12月にはビデオレターを通じて、環境に関する学習内容を紹介し合ったり、様々な質問を投げかけ合ったりしました。

学習の成果を劇やクイズで発表
2月28日(金)には、ラシャッド・ブフラル駐日モロッコ大使を富士見小に招き、多くの保護者も見守る中、交流学習の成果発表が行われました。
児童たちは学んできたモロッコの文化や環境、交流の内容をクラスごとに趣向を凝らして劇やプレゼン、クイズなどで発表。それぞれの最後にアラビア語の「シュクラン(ありがとうの意味)」で締めくくりました。ブフラル大使は、「2国間の子どもたちの交流の成果を見ることができ、夢のようです。今後も環境について共に学び、いつか相互訪問が実現するよう願っています」と笑顔で語りかけました。
また、後日、一連のプログラムを終えたモロッコの子どもたちからも「日本のお友だちから、興味深いことをたくさん教えてもらった」、「日本についてもっと学びたい」など、感想と今後への期待の言葉が多数届きました。
五井平和財団では、引き続き、異文化理解を深める両国の学校間交流をサポートしてまいります。